情報解析技術室

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情報解析技術室

 情報解析技術室

室長 深海薫 (学術博)

ミッションと事業概要

  情報解析技術室では、理研BRCが収集、維持、保存、提供しているバイオリソースを中心に、その所在情報ならびに特性情報を収集し、データベース化し、ウェブカタログなどのデジタルコンテンツとして公開することを、各リソース開発室と連携して行っている。研究目的に適ったバイオリソースを選び活用するために必要な情報を研究者コミュニティーに発信することで、ライフサイエンスの発展に貢献している。

平成28年度の成果

  1. バイオリソース情報の収集・管理・発信とデータベース開発・運用(図1)
      情報解析技術室ではBRCリソースの所在情報・特性情報を、随時更新や大量情報の伝達が可能なデジタルコンテンツとして、ウェブカタログの形に整備し、インターネット上に公開している。ウェブカタログとは、オンラインで研究目的に適ったリソースを検索し、各リソースの特性情報や入手する場合に必要な条件・手続きなどの情報を閲覧できるように、インターネット上に公開されたデータベースシステムである。
      平成28 年度は平成27 年度に引き続き、各リソース開発室がそれぞれの室のウェブページのコンテンツ更新作業を行う体制を拡充するための支援を行った。IMSR、NBRP、KEGGなど他データベースからウェブカタログの詳細ページへのリンク設置について、掲載するリソース種ならびにリソース数を拡充した。それらのリンク経由でのBRCリソースへのアクセス数を解析し、結果を各リソース開発室にフィードバックした。また、ウェブカタログのデータ更新を行い、常に最新の情報を研究者コミュニティーに提供した。
      この他に情報解析技術室が取り扱っているバイオリソース情報として、提供情報と利用者情報がある。
    利用者のニーズや個々の利用者の把握のためにも提供情報や利用者情報は重要である。情報解析技術室では、リソース提供業務を行うためのデータベースシステムの管理・運用を行っている。海外向け提供手数料への前払い制導入に伴い、平成28 年度はこのシステムでの処理フローの見直し、改修を行った。また、利用者情報を用いて、各リソース開発室から利用者へのメールニュース配信の支援を行った。
  2. 実験用マウスの筋骨格計算モデルの開発
      実験用マウスの運動機能を生体力学的に解析するため、仮想空間内にマウスの物理モデルをコンピュータ・グラフィックスなどで構築するための技術開発を行っている。平成28 年度は実験用マウス生体力学モデル作成のための筋付着部位の推定法を開発した。また、マウスの地面反力を計測するためのツールの開発にも取り組んでいる。


図1 事業のフローチャート